東京カレンダーが発行から1ヶ月が経ち
新刊が発売されているので…
海外のファンの方も
内容が読めるように
こっそり
文字起こししました。
Contents…目次
東京の最旬ホテルに誘って。
「東京エディション銀座」にて
"文化的に成熟した東京の高級ホテルは
とても洗練されていて、心が動かされます”
”壁に飾られた写真が気になります。
実は最近カメラに夢中なんですよ”
”たべるのが好き。美味しいものは記録に残すようにしています”
氷のような鋭さを秘めた切れ長の目を持つユンホさん。
一見すると近寄りがたく感じられるが、
食の話が振られるとたちまち相好を崩した。
どうやら日本の家庭料理に興味があるらしい。
「ケチャップ味のナポリタンが大好きで、
来日するとよく食べます。
この前は仲良しの満島真之介くんに
オススメを紹介してもらいました。
ソースと麺の絡み具合が最高でしたね」
ここ最近では、
後輩アーティストを食事に連れて行くことも
増えたようだ。
そんな時、ユンホさんはどんな先聾なのだろうか?
「前は『ユノ兄』と呼ばれることが誇らしくて
年長者としての振る舞いを意識していましたが、
最近は社会の風潮も変わってきたし、
友達のようなフランクな関係を築きたいと思います。
ただし、
仕事に関して厳しく意見するべき時には容赦しません。
それが愛情の表し方だと信じているので」
逆に後輩からアドバイスされることもある。
そのひとつが自撮りの方法。
「近頃は鏡越しに撮るのが当たり前なんですよね。
ユンホさんのスタイルはいまどきじゃないから、
もっと勉強してください、つて(笑)」
そう話すユンホさんはいかにも愉快そうだ。
「コミュニケーションが取れると楽しいし、
やっばり嬉しい」とも言ったが、
もしかすると胸襟を開けず
葛藤した時期があったのかもしれない。
なお、コミュニケーションのために心がけているのは
”よく笑うこと”。
「もともとあまり笑わないのですが、
それだと冷たいと思われてしまう」と、
照れ臭そうにした。
ありのままを受け入れ、
胸の内を素直に伝えるそんな彼は
堪らなくチャーミングだ。
”バーで飲むお酒が好き。
ひとりでじっくり嗜むこともあります”
お洒落な雰囲気をじっくり味わいたいと年を重ねて思うようになりました"
2013年5月g日に出演してから11年半。
チャンミンさんは重厚感のあるバーが
似合う大人になっていた。
撮影の合間、バックバーに並ぶボトルをしげしげと見ていたのだが、
その姿は堂に入っていた。
ワインに関する資格を取得するほどお酒に興味があるのだから
当然といえば当然だ。
この頃はウイスキーを飲むようになったらしい。
「1日の締めくくりにその日を振り返りながら
味わうひと時は
何物にも代えがたいと感じます」。
確かにあの琥珀色の液体は
人を沈思黙考させる。
では最近チャンミンさんが自分と向き合って
考えたことは?
「ソウルでミュージカルの舞台に立ったのですが
でびゅ^して20年経ってからの初挑戦は大変で。
でも終わってみれば、
新しい道がひとつ開けたんだなと感慨深くなりました」
聞くと、独特の発声法を取得するのに相当な苦労をしたらしい。
彼は真剣な面持ち言った。
「音響を酷使するポップスとは違い
芸k上のおおきな空間を自分の歌唱力で埋めなければいけない。
エネルギーがいるんです。
ただ、僕には20年もの間、歌と向き合ってきた
アーティストとしてのプライドと
ファンに対する責任がある。
じたばたする姿を見せたくない。
心の葛藤がもっともつらかった」
挑む山は厳しければ厳しいほど
得られる収穫が大きくなる。
「東方神起としてやってきたのは
表現の一部。
視野を広げれば学ぶべきことはまだたくさんある」
と気づきパワーアップしたチャンミンさんは、
これからさらなる新しい世界wp
創造してくれるのだろう。
「それはすでに始まっています」
にやりとして言った彼が頼もしく見えた。
来年で20周年を迎えるレジェンドがラグジュアリーなスイートで語りだす
…ユノ…
”20年の歳月を東方神起として
活動できて、感謝しかない”
…チャンミン…
”同感。続けてきたからこそ
ファンに対する責任感がそだったと思う”
それは阿叶の呼吸そのものだった。
「東京エディション銀座」の
スイートルームに現れたふたりは、
自分たちの見え方を計算するかのように
絶妙なポジションを取り、
ユンホさんが微笑みかければ
チャンミンさんがうなずくという具合に
息の合ったカップリングを披露した。
もちろんソロも絵になる。
だが、両者がそろい
「東方神起」として放たれるオーラの輝きは格別だ。
ファンにとっては言うまでもないことだが、
彼らは名実ともにレジェンド級のユニットである。
2005年にデビューして以降、
日本での人気を積み重ね、
全国のアリンーやドームを客席で埋め尽くした。
その勢いはとどまることを知らず、
2018年には情報誌『日経エンターテイメント!』が発表した
コンサート動員力ランキングで、
名だたるアーティストを抑え、王座に君臨。
そういった輝かしい事実から見ても、
東方神起が現在のK-POPの立役者であることは疑いようがない。
そう告げるとユンホさんは
「タイミングも良かった」と冷静に応じた。
「もちろん全力疾走してきたという自負はありますが、
経済発展も無縁ではないと思っています。
日本の高度経済成長期にシティ・ポップがはやりましたが、
それと似た状況だったのかも。
いま、ファッションに興味があって
いろいろ調べているのですが、
韓国で起
こっているY2Kブームが
日本にどう作用するのか気になります」
チャンミンさんも達観している。
「インターネットやSNS が発達し、
世界に向けて情報を発信することができる。
K-POPカルチャーが広くもてはやされるようになったのは、
そういうことも影響しているのではないでしょうか」と
持論を述べたのだ。
自分たちの華々しいキャリアを振り返るのではなく、
広い視野を持ち、
アーティストを取り巻く環境について話すあたりに
彼らの懐の深さが垣間見える。
だから、人気が衰えないのかもしれない。
2023年には約3 年ぶりに全国10都市20公演のツアーを行い、
約30万人を動員。
東京ドーム公演は通算30回となり、
この時点で海外アーティストとして最多を記録した。
今年11月からは来年の日本デビュー20周年に向けた
ツアーも開催される。
そのことについて言及すると、
チャンミンさんは言葉を選ぶようにこう言った。
「変わりつつある僕らと変わらない僕らを見て欲しい」
「成長するというのは
年を取っていくことでもあります。
若い時は体力があるので
何曲か連続で踊ることができたけど、
実力が伴わないから課題も多かった。
そういう初々しさが魅力になり得ました。
でも、いまの僕らはそうじゃない。
経験を重ねて歌もダンスも研ぎ澄まされた一方、
思い通りにならないことも出てきた。
正直な話、悩んだ時期もある。その上でこう思うんです。
大切なのは、今のふたりでできる歌唱とダンスを
ステージの上でまっとうすること。
それこそがずっと愛し続けてくださった
ファンの方に対する誠意の表し方であり、
皆さんに喜んでもらえることになるんじゃないかって」
そこから先の話は、ユンホさんが引き取った。
「僕にはずっと大切にしている信念があります。
”続けること“です。
前と比ぺて何かをやるスピードは
落ちているかもしれませんが、
それでもステージに立ち続ける。
続けていれば、成長するチャンスをつかむことができる。
歩みは緩やかでもいいから、
アーティストとしての役割を果たすのです」
それを聞いてふと思う。
葛藤しつつも壁を乗り越え、
自らそうしてきた人の発言には違いないが、
そもそも続けることは難しい。
その感想を伝えると、
ユンホさんは笑いながら言った。
「僕も人間ですから揺れることはありす。
一般人として生きた時間より、
東方神起のユンホである時間の方が長くなったし、
次に何をやればいいのか
悩んだこともありました。
でも、アーティストは表現者であり、
枠にとらわれなければいくらだって可能性を広げられる。
僕らで言えば、歌唱やダンスに限らず、
別の表現を通じてでも独自の世界観を作り出せるのです」
すると、チャンミンさんは首を縦に振って、次のように応じた。
「伝統を守り伝えていくことを求められる職業もありますが、
アーティストは守りに入ったらいけないと
思うんです。
過去の栄光に甘んじず、学び続ける。
そして、同世代だけでなく、
若い世代の目にも留まる存在になる。
それもアーティストの宿命。
そのためにはトレンドを勉強します。
だからと言って時代の流れに翻弄されてはなりません。
流れに乗って自分流に乗りこなす。
そういう心構えを持つことが大事だと僕は思います」
守らずせめて
世代を超えて愛されるのがアーティストの使命
ユンホさんはカメラを新調し、
韓国の地方を巡りながら
その土地の食や文化など印象に残ったことを
文章とともに記録し続けているという。
「アジアやヨーロッパを回ることも考えています。
自分の趣味をもっともっと皆さんと共有したい」と
黒目がちのアーモンドアイを輝かせた。
チャンミンさんも意欲的。
自身初のミュージカル作品
『ベンジャミン・バトン』に挑んだことで
腹式呼吸を改めて極めたいと思っているようだ。
お酒のテイスティングなどにも
磨きをかけるつもりらしい。
そんなふたりの話を受けて
東方神起がさらにパワーアップしますね」と伝えた。
するとユンホさんは
「それはあくまで結果論」と苦笑し、
チャンミンさんは
「自分たちがやりたいことをやって、
それがリアルな結果になるのが一番」と続けた。
ゴールから逆算するのではなく、
いまやれることを積み上げる。
その尊さは彼らが20周年を迎えようとしている
事実が証明している。
東京カレンダーみたいに
ぼくもじぶんのカレンダーをつくります!!
いつもおうえんしてくださって
ありがとうございます!!
ツアーであうことを楽しみにしてまーす。
だからみなさんの体
だいじにしてください。
…
画像をお借りしました。ありがとうございます。
ブログに来ていただきありがとうございます。
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