ARENA HOMME+ 2023.09 ユンホインタビュー(和訳)

ユノがユンホを支配する

感情を記録しなさい。 才能と情熱を区別しなさい。 慣れることを恐れなさい。 20年目のミュージシャン、ユンホはこんな言葉を残して去っていきました。

Updated On August 31, 2023

 

ユノユンホも 朝、もう少し寝たいと思いますか?
そうです。もちろんです。 ただ、起き方を悩みました。 たとえば朝8時に起きなければならない場合は、7時10分と8時にアラームを合わせます。 そしたら「あと50分寝て起きたんだ」って 思うことができますから。

 

一日を楽しく過ごしたいという欲がもっと寝たいという欲に勝ちますね。
そうですね。 今日一日は一回しかないじゃないですか。 私も人間だからストレスを受けます。 良いストレスと悪いストレスを共有しようとしています。 「今受けるストレスは私が発展するための経験だ」あるいは「これは感情消費に近いストレスだ」をそれなりに区分します。

 

こういうのはデビュー当初からできた習慣ですか、それとも仕事をしていてできたノウハウですか?
ノウハウでした。 年次休暇が増えるにつれて仕事を楽しめるようになったんですよ。 ただ一生懸命にばかりしないで楽しんでみようと思いました。 それでストレスを管理するポイントがたくさん変わりました。

 

今日のようにグラビア撮影があったり、舞台に立つ日の朝は特別だと思います。 今朝はどんな歌を聴きましたか?
ポール·サイモンの「50 Ways to Leave Your Lover」を聞きました。 タイトルを直訳すると「恋人と別れる50の方法」ですが、人生を望み通りに生きていけという内容なんです。 私はその都度、自分の考えと接している歌でプレイリストを作ります。 最近のようにアルバム発売を控えていると、「自分の話で何ができるか」と思うんです。 そんな思いがこの曲と自然に合っていたようです。

 

自己管理の徹底で有名じゃないですか。 最近体力管理はどうされていますか?
格闘技を一番頑張っています。 一番好きな運動でもあります。 今までスパーリングを 100回以上はやったと思います。

 

アマチュア大会は十分に出られそうですが。 好きな選手もいますか?
誰一人選ぶのが曖昧なほど好きですが(笑)、真っ先に思い浮かぶ選手はアレクサンダー·ボルカノフスキー。 限界を恐れません。 いつも最善を尽くして走っていく選手です。 それだけ相手に対する配慮も深いですし。 国内選手の中ではキム·ミヌ、カン·ギョンホが好きです。 キムドンヒョン選手も本当にすごいと思います。 今は放送もたくさんされていますが、本来の自分の仕事を手放さずに地道にやっているじゃないですか。 決して簡単なことではないと思います。

 

今日撮影していたら足首にラッピングをしましたが、運動中に怪我をしたんですか?
ミュージックビデオの撮影中に足首の怪我がありました。 そして日本へコンサートに行きました。 地道にリハビリ治療を受けましたが、完治した状態ではありませんでした。 私が医者に言いました。 「メンタルが体を支配します」と。(笑)今は病院長も「本当にこんな人がいる」と周りに話しているそうです。 本当に催眠効果があるんですって。

 

マインドも運動選手ですね。 プロスポーツ選手のように歌手も休息が重要だと思います。 休む時はどうやって休みますか?
休みの日にはその日の気分に合わせて映画を流しておくのが好きです。 集中して見るのも好きですが、BGMのように流して心の安定を取り戻そうと思います。

 

今年がもうデビュー20周年ですよね。 こういう時には「あの時はそうだった」と 振り返る瞬間があると思います。 よく回想する時はいつですか?
私にとって初心は東方神起のユノユンホではなく、天上ジヒ ダナのラッパーチョンユンホです。 その時の舞台映像を今も退屈な度に出してみます。 当然顔もよく映らないし、分量も短いです。 よく覗いてみると、何かを全部吐き出す感じがあります。 中途半端ですが、ものすごく努力する。 芸能人はスポットライトを浴びるのが仕事じゃないですか。 関心を受けて賞賛されることに慣れないようにしています。 それに慣れることほど怖いものはないでしょう。

 

活動しながら「これだけは必ずしなければならない」あるいは「これだけは絶対にしてはいけない」ということはありましたか?
「必ずしよう」はリハーサルの練習です。 必ず100%にします。 「絶対にやめよう」という、 一度上がったステージに対しては未練を持たないようにしましょう。 私にできる最善を尽くしたので、次の機会が来るまでは未練を持たないようにします。

 

自分で立てた基準に厳しいのはいいことだと思いますが、そうしているうちに自分の草むらに疲れる時もありそうです。
そうですよ。いくら私が「情熱ガイ」と言っても、それなりに大変さがあります。 私はいつも人生を山に例えます。 今登った山よりもっと高い山に行くには、一度は頂上から降りなければならないじゃないですか。 その過程なしに他の山に行くには絶壁から飛び降りるしかありません。 大変だったり疲れた時には「今は山から降りなければならない番だな」「他の山に行くにはこの道も行かなきゃ」と受け止めます。

 

20年目のアイドルのメンタルは確かに格別ですね。 今回公開される3枚目のミニアルバム「Reality Show」はどんな作品ですか?
軍隊にいる時、初めて構想しました。 漠然としていますが、いつかみんなのためのショーを作りたかったんです。 単なるコンサートというより、一種のブランドを作るのです。 PSY先輩の「ムチャクショー」のように、「ユノショー」みたいなのをやってみたいなと思いました。 主人公は観客です。 私の公演会場に来るまで、それぞれの事情があると思います。 その事情一つ一つがショーだと思いました。 100人の観客が来ると、その日100個の<トゥルーマンショー>が同じ空間で同じ時間内に起きるんです。 こう思いながら作ったアルバムです。 完成するまで4~5年かかりました。

 

「関心を受けて褒められることに慣れないようにしています。
それに慣れることほど怖いものはないでしょう」

 

ユノユンホの人生最高の映画5

ユノユンホの人生最高の映画5

【フォレスト·ガンプ】 - スティーブン·スピルバーグ、1994
一つの能力で黙々と自分の道を歩むフォレストガンプです。 私の人生価値観と一致します。
【ウォルターの想像は現実になります】 - ベン·スティラー、2013
「美しい瞬間が来たら、カメラで邪魔したくありません。 ただその瞬間の中にとどまりたいです」最高の名台詞。
【エブリシング エブリウェア オールアットワンス】 - ダニエル·クワン·ダニエル·シェイナート、2022年
単なる家族の話ですが、華やかなミジャンセンとメタファーを見る楽しさが卓越した映画。
【ジョン·ウィック】シリーズ - チャド·スタヘルスキー·デヴィッド·リッチー,2014
「私は自分だけの道を行く」の代表走者です。 目標に向かって激しく奮闘するキャラクターに魅了されます。
【幸せを求めて】 - ガブリエル·ムチーノ、2006
試練に耐えた末、幸せが訪れる過程を描いた映画です。 その過程を見守るだけで慰めになりました。

 

前に出たミニアルバムも『reality show』のための土台だったんですね。
そうです。もちろん『reality show』を一番先に作りたいと思いました。しかし、私が経験が足りないので、すぐに完成も高く結びつけられませんでした。1集では、未来、2集では過去を話して、3集になって現在を話しました。四番目のアルバムはその後の話が盛り込まれるんです。

 

今回のアルバムには確かに映画的要素が多いです。収録曲の一つは題名から'Tarantino'で、アルバムのタイトル'Reality Show'は<トルーマン・ショー>を連想させます。このようなデバイスを入れることにした理由がありますか。
人々が自分の話をする時は”何かの映画のようではないか?”と言うでしょう。数多くの一人ひとりがそれぞれの映画を生きているという事実を音楽で包装したかったんです。実際、今回のアルバムを作りながら様々な方たちにインタビューしたりもしました。

 

どのような方たちを会いましたか?
先に私と年齢が、似たような職場人たちに会いました。就業準備生も会って、デビューしたばかりの後輩たちにも多くの話を聞きました。舞台裏でサポートしてくれるスタッフの方たちも訪れました。

 

見えないところでも、ものすごく努力しますね。資料を探していたら2012年に'日本語の専門講師が選んだ日本語が上手な韓流スター1位'に上がっていました。アイドルに第二外国語能力はどれほど重要ですか?
基本だと思います。一国の言語を学ぶというのはその国の文化を理解するのじゃないですか。私を好きでいてくれる方たちの文化を学ぶのは能力より態度の問題だと思います。不慣れな言語を習うときに生じる姿勢か、態度があるじゃないですか。その自体に伝達する力があります。

 

実際にユノ・ユンホの日本公演場には祖母から孫まで3代が一緒に来ると聞きました。
日本のファン達のもっとも特別な点です。後に機会があれば各世代のための公演を企画してみたいと思います。

 

'情熱王'だけでなく、'発明王'でも有名ですよね。家に特許証がいくつありますか。
6つほどになります。実は最初にはそのまま特許証が欲しかったです。私がもう一度始めたら最後を見なければならない性格なので。(笑)、趣味でするので、特許をかなり集めました。

 

最近、集中するアイディアがありますか。
キャリアです。変えてみたいことがありますが、より詳しく申し上げることはできません。(笑)

 

ユノ・ユンホのキャリア、期待します。多くの人が自分がうまくできる仕事と好きなことを分からないこともあるんですね。ユンホさんもそんな考えをしていますか?
そのような問題で相談要請をたくさん受けています。そのたびにその二つを区分することに気づくべきだと強調します。私はこうしました。一日、日を決めて私がよくすることと好きことをノートに書きます。それではきっと積集合があるんですよ。それを優先順位に据えて努力します。反対に私ができないのと嫌いなことをまた、少ないです。そこにも共通分母があるんですよ。私が実力が不足しても、別の事情があるにせよ、はっきりした理由があります。それを後ろに見送るが、長い時間を置いて補完して行きます。とても少しずつ。機会が来る時まで・・・。

 

ユノ・ユンホに後者に該当するのは何だったんですか?
プロデュース能力だったようです。まだは'私がプロデュースしました'と話して堂々と明らかにしたことがありません。実はかなりずいぶん前からアルバム前半にわたってプロデュースに参加しているんです。しかし、プロデューサーに'ユンホ'という名前を上げず、見えないところで少しずつ能力を育てていっています。の中に'私の世界観はこれだよ'と繰り返しながら。

 

2004年のユノ・ユンホと2023年ユノ・ユンホの共通点は何ですか?
アイデアに確信が増したら、すぐに動くという点。その時も今も、これは同じです。

 

違いは?
余裕が生じたとしましょうか。以前の私はただ赤兎馬のようでした。一度始めれば、前だけ見て走る。これは私一人ではない他の人と一緒に作るのが好きになりました。結果よりは過程を楽しむことができるようになったんでしょうね。

 

芸能人の生活も不慣れに感じられる時がありますか?
公演が終わったら、特にそうです。ちょっと前まで数万人の前で舞台に上がって歓声を受けたが、家に帰ってシャワーを浴びていたら、空虚です。そのギャップが大きくて、既視感の時もあります。

 

そんなときは一人で感情を飲みますか、でなければ何でもしますか。
記録します。私には今すぐの気持ちより、数年後今日の気分を見る私の態度がもっと重要です。資産になるんですよ。'私が何月何日にこのような気分を感じ、その気持ちをこのような単語で記録したんだ。'そう振り返ってみると、いざ何もないときがあったんですね。それでは、次に似た感情を感じる時以前よりはるかに柔軟に対処することができます。

 

これが年輪みたいですね。つまらない質問だが、ユノユンホが認定する情熱王がいますか?
とても多いです。その中でも挙げると、両親。犠牲にしてるんじゃないですか。条件なしに施して待っている。無条件的な愛をする方たちだからです。そのような点で、ファンの方々も情熱王だと言えます。

 

デビュー20年を迎え、三枚目のミニアルバムが出ます。私たちはユノユンホに何が期待すれば良いですか?
感嘆符!私は人々が”この人の次の行動は何か?'' ”この人はどんなことを好きかな?”質問することより”この人はこれを表現したかったんだ!”と共感したいです。そんな点で、多くの方々が共感できる音楽と舞台を作りたいです。

 

歌手として活動し、'この仕事をすることを本当によかった'たい時がありますか。
一人のファンがいました。日本で会った男の子供でしたが、多分小学生くらいなったはずです。ファンサイン会で手紙をくれたのですが、このような言葉が書かれていた。「私も兄のように誰かのために公演して希望を与える歌手がなりたい」と。たぶんお母さんが代わりに書いてくれたみたいです。とても上手に文章を書いたんです。(笑)それを見て、私が意図していようが意図していなくても、誰かに影響力を与えているんだなと実感しました。

 

最後の質問です。20年後のユノはどんな歌手、あるいはどんな人として記憶されたらいいですか。
私を思い出すとニヤニヤ笑いが出る人だったらいいですね。 「ユノ·ユンホはユノ·ユンホです」、 「ユンホはやりたいことをする子です」と。 20年後にも今のように活動しているなら、その姿を見てこんな風に考えていただければと思います。 「ユンホは、自分が望む時に 終止符を打つんですね」と。

 

「私には今すぐの気持ちより、
数年後、今日の気分を眺める私の態度がもっと重要です。
資産になるんですよ」

 

 

ユノユンホの人生の歌5

 

ユノユンホの人生の歌5

「昨日のように」 - ジェイ
「昨日のように今日も何事もなかったように」という歌詞が好きです。 そのように生きたいです。
「Smooth Criminal」 - マイケル·ジャクソン
この曲のミュージックビデオを見て歌手になりたいと思いました。 今でも一番インスピレーションを与える曲です。
「No Man No Cry」 - ジミーソックス
運転する時に聞くといい歌です。 頭の中が複雑な時は、この歌を流して限りなく道路を走ります。
「Martini Blue」 - DPRライブ
毎年夏の今頃になるとルーティンのように探して聞く歌です。 聞いているとただ気分がいいです。
「Spotlight」 - ユノユンホ
光を失った人々が自分だけの方法でスポットライトを取り戻していく物語です。

 

CREDIT INFO

Editor 주현욱
Photography 김영준
Stylist 류시혁
Hair 이지
Make-up 최선혜

 

※ARENA OMME+より

https://www.arenakorea.com/arena/article/54376

 


ユノユンホの人生の歌5

 

 

画像をお借りしました。

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